診療案内

当院の診療内容について

当院は前立腺癌の診断と治療に特化したクリニックです。前立腺癌と診断された方で当クリニックでの密封小線源治療を希望される患者さんに対しては、診断と治療および治療後の経過観察を行っています。またPSA高値を指摘され、会陰生検を含めた診断の段階から当クリニックでの診察を希望される方の診察・検査や、低リスク前立腺癌に対する監視療法もおこなっています。

前立腺癌と診断された方へ

前立腺癌と診断され、当院での小線源治療をご希望される患者さんは、担当の先生とご相談の上、紹介状と資料をお持ちになって受診してください。ご遠方の方の、個別の医療相談も最大限に対応させていただきます。ご質問、お問い合わせ、前立腺がんの治療法でお悩みの方やセカンドオピニオンをご希望の方は、遠慮なく下記の担当医までメールでご相談くだされば幸いです。

当院における小線源治療の適応について

大阪前立腺クリニックにおける小線源治療の適応は以下のとおりです。中間リスク前立腺癌: すなわちPSAが20以下で臨床病期T1c, T2a, T2b , T2cかつグリソンスコア7の前立腺癌に対してはホルモン療法も外部照射も行わず小線源単独治療(単独高線量治療、BED>200Gy)で治療します。高リスクおよび超高リスク前立腺癌(骨盤内リンパ節転移のある症例も対象とします): すなわちPSAが20ng/ml 以上または臨床病期がT3a, T3b, T4またはグリソンスコア8以上の前立腺癌に対してはホルモン療法に小線源治療と外部照射を組み合わせた高線量トリモダリティ治療(BED≧220Gy)で治療します: PSAについてはこれまで100ng/ml以上の症例も多数治療しており、最高値494ng/mlの方も完治されています。ホルモン療法の期間は高リスク症例では小線源治療前の3か月のみ、超高リスク症例では小線源治療前に6か月、小線源治療後に6か月 (小線源治療後に行う外部照射終了後3か月の時点でホルモン療法は終了となります)。したがって他施設やIMRT, 重粒子線治療で慣例となっている放射線治療終了後も2-3年間という長期間のホルモン療法は行いません。外部照射の範囲は高リスク症例では前立腺と精嚢の部位のみ、超高リスク症例ではリンパ節領域を含む全骨盤領域への照射を行います。詳細は前立腺癌小線源療法のリスク別非再発率について – 前立腺癌密封小線源治療をお読みください。

PSA高値を指摘され前立腺癌が疑われる方

前立腺癌の可能性があると思われる方に対しては画像診断、直腸診、経直腸超音波を行い、前立腺生検が必要と判断した方には、1泊入院で経会陰による多部位前立腺生検をおこなっています。

大阪前立腺クリニックのミッション・バリュー

前立腺癌と診断され、当院を訪れた患者さんとそのご家族に”確実に治る、治った”という”確信と安心”を提供することがわれわれのミッション・バリュー (Value Proposition) であると考えています。

詳細は下記の
前立腺癌 密封小線源治療
岡本 圭生
をご一読下さい。

石田記念 大阪前立腺クリニック 理事長 岡本圭生

お問い合わせ大阪前立腺クリニック
前立腺小線源外来:毎週水曜完全予約制 岡本圭生
keiseiok814@gmail.com
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