前立腺癌に対する小線源治療とは

小線源療法は前立腺癌に対して行われている放射線治療の一つです。

小線源療法には、体内に高線量の放射性物質であるイリジウム192のシード(線源)を、一時的に留置する方法(高線量率組織内照射:HDR)と、低線量のシードであるヨウ素125を永久留置する方法(低線量密封小線源療法:LDR)の2つの治療方法があります。

小線源療法の中では低線量密封小線源療法が普及しており、低線量密封小線源療法を密封小線源療法と呼んでおり当院でおこなっている小線源治療もこの密封小線源療法になります。

シード治療とも呼ばれる密封小線源療法は、小さな放射性物質(シード線源)を前立腺に直接挿入して行う放射線治療を意味します。
シード線源は、外側がチタン製のカプセルになっていて、その中に放射性ヨウ素125が密封されています。カプセルの大きさは、長さ4.5mm、直径0.8mmの非常に小さいものです。手術では麻酔をかけた状態で会陰部から穿刺したニードルを通して一つ一つの線源を超音波画像を見ながらミリ単位の精度で50-150個正確に留置していきます。我々が行っている高精度の小線源治療では治療中計画画像を見ながら前立腺への線量(D90)、直腸への線量(R100)、尿道への線量(UD30)をリアルタイムで確認しながら最適な治療となるように臨機応変に線源個数を増減させていく必要があります。これを行うには術者(執刀医)にミリ単位で穿刺針の位置を調整し、かつミリ単位の精度で正確に線源留置を行う経験と技術が要求されます。

当院で行っている小線源治療については別のサイトで詳しく説明していますので以下をご覧ください。

前立腺がん治療の小線源療法【3】|ブラキ・サポート

前立腺癌密封小線源治療とは – 前立腺癌密封小線源治療

岡本メソッドによる前立腺癌小線源治療の特徴について – 前立腺癌密封小線源治療

前立腺癌小線源療法のリスク別非再発率について – 前立腺癌密封小線源治療